バレエ・技術・おおはるバレエ

足裏・バレエ

バレエのレッスンで足の裏はとても大事です。滑らない床でレッスンをするのは理想的ですが、滑る床でも足裏全体の筋力を使って足を動かしましょう。現役バレリーナの足は、土踏まずがひき上がりとてもゴツイです。大人からバレエを始めた方も、普段使わない足裏を意識してみましょう。

逆方向の力・バレエ

バレエの動きは逆方向の力を感じながら行うとスムーズに動けることがあります。体を上ヘ上へと引き上げるときは、足指の裏に力を入れて下へ下へ押すと、上下張り合った美しいラインが出ますし、膝を曲げる時は脚の付け根や背中は上へ上へ引き上げながら行うと次の動きが続けやすいです。逆方向の力を意識してレッスンをすると楽しさが増すと思います。

見えないところも気をつけましょう

バレエのレッスンで前や横の動きは見えるので、きれいに動ける場合が多いです。後ろ方向に動くものは大丈夫でしょうか。後ろのタンデュ、ジュテ、アラベスクの時に膝がゆるんでいるのをよく見かけます。膝の後ろが伸びているときれいなラインがでるので気をつけてみましょう。

左右できるように・バレエ

バレエのレッスンは右脚と左脚をどちらも均等に使うように動かします。右脚スタートで動いたら、次は左脚スタートで動かします。大人の方では長年の生活習慣のクセがあり、ストレッチ一つとっても右脚はできるけど左脚はできないということがあります。体の左右バランスを整えるために、苦手な脚もチャレンジしてみましょう。

つま先の美しさ・バレエ

「よく腹筋や背筋、腕立て伏せをして体力作りをしますよね。それと同じように、バレエダンサーというのはタンデュをしなければいけません」と、有名なバレエダンサーの方が言っていました。これは私も同感です。優雅な動きと、美しい表現。そのためには「つま先の美しさ」がとても重要になってきます。これには数か月、数年の根気が必要なのですが、タンデュをして鍛えましょう。

音楽を感じながら

バレエのレッスンは音楽に合わせて動いていきます。バレエを優雅に踊ることの秘訣は、音楽を感じれるかなんだと思います。音楽に合わせて呼吸を意識してみましょう。黙々と動きの順番を追うのではなく、心を開放し体で音楽を感じることです。

バレエ・家トレ

家でのバレエトレーニングとして、開脚や前屈のストレッチをしてみましょう。入浴後など体が温まっている時がいいですね。また普段の生活の中(家事中や仕事中など)ではお腹に力を入れ、ひき上げをしてみましょう。もしできたら踵をほんの少し浮かせて立ってみましょう。少しずつでいいのでやってみてください。

ポールドブラ

大人の方が後ろのポールドブラをする際は気をつけましょう。後ろにそる時に腰からではなく、バストラインから上を遠くに伸ばすようにそってみましょう。あと首は後ろにガクッと折ると痛めやすいので気をつけてくださいね。

クラシックバレエ・レッスン

クラシックバレエのレッスンというのは、教える側が代わったとしてもレッスンの内容は変わりません。バーレッスンもプリエ、タンデュ、ジュテとほぼ決まっています。テンポが速かったり、複雑だったりということはあっても、想像がつかないステップや動きをすることはありません。そのうちにレッスン内容が予測できるようになってきますよ。

プレパレーション

バレエレッスンは音楽に合わせて行います。動きを音楽に合わせるというのはプレパレーション(準備)をどこでするか、が重要になってきます。慣れてこれば自然にできるようになってきますが、動き出したい音の前でプレパレーションをしなければいけませんね。

軸足のいれかえ

バレエが上達してくると、軸脚を左右いれかえる少し複雑な動きの練習になってきます。言葉にするとわかりにくいですが、例えば初心者さんには難しい横へ移動するパ・ド・ブレ。この動きは、スタートは右足前5番ポジションで立ち、後ろ足の左足をクッペプリエでプレパレーション。そして左脚軸の右足前クッペにいれかえ、2番ポジションを通過して右脚軸の左足前クッペ。最後は左脚軸の右足後ろクッペプリエをし、左足前5番ポジションで終わります。イメージできますでしょうか。

グリッサード

グリッサードは移動するパ(動き)です。横へグリッサードをしてみましょう。まず右脚前5番ポジションで立ちプリエをし、右脚を横へタンデュそしてジュテを通過して、空中で両脚を2番ポジションでつま先を伸ばした状態を見せます。そして右脚プリエで左脚横タンデュに移動し、左脚前5番プリエにおさめます。「跳ぶ」より「滑る」「移動する」をイメージしてやってみましょう。

アッサンブレ

ジャンプを垂直に跳ぶことに慣れてきたら、アッサンブレにチャレンジしてみましょう。左足前5番ポジションでスタートします。プリエをし、右脚を横にすり出し振り上げます。その脚を空中で右脚前5番ポジションに集め、プリエで着地するという動きです。まずは両手でバーをもち、一つ一つのポジションを確認しながらやってみましょう。慣れてきたら反対の左脚を出す方もやってみましょう。アッサンブレは前や後ろに脚を出すものもあるし、横に出した脚を後ろに集めるものもあります。

シャンジュマン

シャンジュマンは右足前第5ポジションで立ち、プリエから踏み切って空中で両脚を少し開き、左足前第5ポジションのプリエで着地する動きです。プリエした時におしりが出てないでしょうか。プリエしている時も丹田を中心に上下に引っ張り合いながら跳んでみましょう。プリエがうまくいっていればジャンプも跳べてくると思います。あと、踏み切りや着地の瞬間は足の裏を柔らかくドゥミポアントを通過して使ってみましょう。ケガをしないように、少しずつチャレンジして下さいね。

ジャンプ2

ジャンプをする時の踏み切りでポジションが崩れると、うまく跳ぶことができません。跳ぶ前のプリエは、足の裏で床をしっかり押し、踵が上がるギリギリのところまで深くプリエしましょう。でも、プリエで止まってしまわないように注意してくださいね。

ジャンプ1

大人になってバレエを始められた方は、ジャンプにとまどうことも多いかと思います。バレエでのジャンプはただ跳ぶだけでなく、空中に美しいポーズ・体のラインを描かなくてはいけません。最初からできる人はもちろんいません。少しずつ体を持ち上げることからやっていきましょう。

後ろのアティテュード

前や横のアティテュードに比べて後ろは見えない分、膝が下を向いてしまうことがあります。内ももをしっかりはり、アンドゥオールを保ちましょう。後ろに脚を上げるには、背筋がとても重要になります。バーレッスンの時から背中の引き上げに注意してみましょう!!

アティテュード

アティテュードは、上げた脚の膝を軽く曲げて作るポーズです。前・横・後ろと各方向に上げることができます。前にアティテュードをする時は膝が上を向かないように、横の時は膝が前を向いてしまわないように気をつけましょう。

第1アラベスク

軸脚と同じ側の腕を前に伸ばし、上げている脚の方の腕は横に伸ばします。アラベスクは全身の筋肉を総動員して形を維持しなくてはならない、難しいポーズです。まず最初は後ろの脚を上げず、後ろのタンデュにしたまま腕を形づくり、そこから少しずつ後ろ脚を上げ、筋力をつけていきましょう。

アラベスク

アラベスクは片手は前に伸ばし、もう片方の腕は横へ伸ばし、片脚を後ろへ上げ、片脚で立つポーズです。第1アラベスクから第4アラベスクまで4種類あります。バレエを象徴する美しいポーズです。

腕のポジション「アラスゴンド」

アラスゴンドは胸の前で円を作った「アンナヴァン」を両横に開いたポジションです。アンナヴァンと同様に、腕の下側のラインを意識しましょう。肘が下を向いていませんか。腕が体の少し前にくるよう遠くへ伸ばしていきましょう。

腕のポジション「アン・オー」

おでこの斜め上に両腕で円を作ります。両腕を上げる時、肩も一緒に上がりやすいので、肩甲骨を下げて肩を後ろに回しましょう。首のまわりに空間があると、きれいに見えますね。

腕のポジション「アン・ナヴァン」

胸の前に両腕で円をつくるポジションです。腕につられて肩があがってしまったり、肩も一緒に前にでてしまうと、首が短く見えてしまいます。両肩を後ろに下ろして両肘を横へしっかり張りましょう。脇の下、肘、小指までのうでの下側のラインを意識するときれいな「アン・ナヴァン」が作れますよ。

腕のポジション・「アン・バー」

バレエの腕のポジション4つを復習してみましょう。「アン・バー」は両腕で下に円を作ります。脇の下に空間を作り、肘を外側へ張りましょう。胸がへこんでしまうことがあるので、肩をしっかり外側へ張って下ろして胸の上の方を張ってみましょう。手先は親指をしまって指先は細かくきれいに伸ばしましょう。ほとんどの動きのスタートとなるアン・バー。これから何か始まることを期待させてくれるような、ステキなポーズになるといいですね。

ルルヴェ2

1番ポジションでルルヴェをした時、踵が後ろを向いてませんか。できるだけ丹田より下を外旋(アン・ドゥオール)する意識を忘れないで立ってみましょう。足の指が小指側に傾いてしまうとアン・ドゥオールできなくなってしまうので、踵を持ち上げる時に気をつけましょう。

ルルヴェ1

踵を持ち上げて床から離す動きを「ルルヴェ」と言います。日常生活の背伸びをしている姿勢に似ています。背伸びをしている時は、踵は床から離れていますが、背すじ、腰、膝がひき上がり伸びていることはありませんよね。「ルルヴェ」はふくらはぎの力だけで立たず、お腹とお尻をしめて、腰をひき上げる力で立ってみましょう。

グラン・バット・マン

グラン・バット・マンは、バーレッスンの最後の方に行う動きで一番大きく力強く脚を振り上げます。デヴェロッペがアダージョのゆっくりした曲を使いのびやかに動いたのに対して、グランバットマンはもう少し激しく力強い曲で行う場合が多いです。まず、膝とつま先を伸ばして脚のラインを作りましょう。

フォンデュ

フォンデュは軸足はプリエ、動脚はシュル・ル・ド・クドピエからドゥミ・アティテュードを通過し、両脚を同時に伸ばしきる動きです。なめらかに柔らかく動かすのはとても難しい動きです。軸脚が「重いな」と感じたら乗っかってしまっているサインです。

後ろのデヴェロッペ

前や横のデヴェロッペに比べて大変なのが、後ろのデヴェロッペだと思います。後ろは脚の柔軟性だけでなく背中と腰の柔軟性も必要です。初心者の方は、まず45度くらいの高さに、その後60度くらいの高さに上げていく方がいいと思います。パッセから膝が下を向いて伸ばしてしまいがちですが、がんばってパッセから内ももを持ち上げ膝を外に向けながら伸ばしていきましょう。その際、上体は少し前に傾きますが下腹部の引き上げを忘れないようにしましょう。

横のデヴェロッペ

パッセから横のアティテュードをして、脚を横に伸ばしていく動きです。パッセになった時、上体はしっかりひき上がっていますか。パッセの膝はしっかり横に向いていますか。脚を上げるうえで、ここまではとても大切です。その後、アティテュードの時に少しでも膝を上に向け、内くるぶしが前から見えるよう伸ばしていきましょう。バーにもたれかからないよう軸脚のひき上げも忘れずに!!

前のデヴェロッペ

パッセから前のアティテュードを通過して伸ばしていくとき、動かしている方の骨盤が脚と一緒に前についていってしまうことがあります。そうすると脚を外に回してアン・ドゥオールにすることができなくなってしまいます。脚の高さを低くして、正しいポジションで上げたほうがセンターで動ける筋力がついてくると思います。

デヴェロッペ

片足を軸脚に沿って上げていき腰の高さ、それ以上に脚を上げる動きです。5番ポジションで立ち、動脚側の骨盤を動かさないでクッペそしてパッセと上げていきます。その時パッセの膝が前を向いてしまいやすいので気を付けて!!そしてパッセから各方向に、アン・ドゥオールに気を付けながら脚を上げていきましょう。

パッセ

バレエでよく見るポーズの「パッセ」。片脚の膝を曲げて高く引き上げ、つま先を軸脚につけて片脚で立つ動きです。一見簡単そうな動きですが、膝を曲げている方の骨盤が上がっていしまうと、全身のバランスが崩れてしまいます。ここに気を付けながらパッセしてみましょう。

足の3点2

ア・テールで立っている時、つまり足裏がすべてついている時では、親指と小指の付け根と踵の3点で、床を押しして土踏まずを持ち上げて立ちましょう。無理してアン・ドゥオールしている方によくあるのが、小指側が床から浮いてしまい土踏まずがつぶれてしまっていることです。足の3点を忘れずに。

足の3点1

1番ポジションの時、足先だけで無理して開いて立ってませんか。小指が浮いてしまい、土踏まずが落ちてしまっていることがあります。親指のつけ根と小指のつけ根と踵、この3点で床を押し、土踏まずを引き上げましょう。5番ポジションの時は、もっと気をつけましょう。

ロンド・ジャンプ・ア・テール2

アン・ドゥダンは後ろから横を通過して前に回し、半円を描きます。後ろと横の中間点で、少しでも踵を前に向けれるよう注意してみましょう。腰を振り回さず、脚だけを動かすことも気を付けてくださいね。

ロンド・ジャンプ・ア・テール1

ロンド・ジャンプは、伸ばした脚で床に半円を描くようにする動きです。アン・ドゥオールは、前から横を通って後ろへ回します。前から横の中間点では、内くるぶし(踵)を前に出すよう意識して通過してみましょう。またその時に、お尻が上がらない事にも気をつけましょう。

おしり

バレエのレッスンの時、おしりを締めている方は多いと思います。おしりの下のあたりはどうでしょうか。おしりとおしりの下の部分を内側に締めることでアン・ドゥオールがしやすくなりますよ。

良い姿勢

バレエにとっての良い姿勢とは、まっすぐ上に伸びながらお腹を引き締めた形です。そしてこの姿勢を維持しながら、いろいろな脚の動きをする。難しいですが、脚の動きだけに気をとらわれず上半身も忘れずに!!

お腹は「×」の字

お腹の引き上げは、肋骨の両脇の一番下の部分から丹田に向かってお腹を集め、そこから脚までつながったライン「×」の字を意識してみましょう。

おしりの「えくぼ」

1番ポジションで立ち、左右のおしりを、それぞれおしりの中心に集めるようにしてみましょう。すると、おしりが下に引っ張られ左右に「えくぼ」のようなへっこみができると思います。足先や脚だけでアンドゥオールしようとしないで、おしりの「えくぼ」も使ってあげましょう。

横のバットマン・タンデュ・ジュテ

横のバットマン・タンデュ・ジュテで、1番ポジション、または5番ポジションから脚を出すときに、踵が後ろ向き、膝が前向きになってしまい骨盤が動いてしまう方がいます。難しいですが、出す脚の内ももを張って、踵(内くるぶし)を前に向けましょう。

後ろのバットマン・タンデュ・ジュテ

後ろのバットマン・タンデュ・ジュテは、タンデュと同じく脚を小指から出し、踵から戻しましょう。後ろに出す場合、タンデュの時は膝が伸びていたのに、床から脚が離れたら膝がゆるんでしまう方が多いです。見えにくいので忘れがちです。気を付けてみましょう。

前のバットマン・タンデュ・ジュテ

前のバットマン・タンデュ・ジュテはバットマン・タンデュから発展し筋力がいる動きになります。踵(内くるぶし)を前に出しながら床を擦って動かしましょう。そして45度の角度まで上げて止めないで戻してきましょう。踵が下に向いたまま脚を上げると、腰が前に倒れ上体のバランスがくずれ引き上げができなくなります。アンドゥオールをしながら脚を出す習慣を。

つま先の美しさ

バレリーナの美しく伸びたつま先はとても素敵ですよね。これは足の甲の柔軟性はもちろんですが、鍛え抜かれた足裏の筋肉で土踏まずを引き上げつま先を遠くへ伸ばしているからです。まずはタンジュの時に土踏まずを引き上げることを意識してみましょう。

アンオー

美しい額縁は絵画を引き立てますね。それと同じように美しいアームスは動きを引き立てます。アンオーポジションの場合は顔の周りにきます。アンオーの腕が顔より前か後ろで違い、顔より前にくると小顔に見せる効果があるんです。これは特に気を付けたいですね。

デコルテは美しいですか

バレエの立ち方で1番・5番どちらのポジションの時でも、両肩を下げ、耳の後ろを上にひっぱるように首をひきあげましょう。首すじから肩にかけて美しいラインが出るとステキですね。

アンバー

バレエで何か動きを開始する時の腕のポジションは、アンバーからが多いです。これは肩を下げて肘を横に張り、手のひらは上向きにしましょう。肩から手先まで美しい楕円を描いているとステキです。

腕の使い方

バーレッスンをしている時、バーを持たない方の腕は横に張っていることが多いですね。肘の先端が下を向かず後ろに向けて張りましょう。その時の肘の位置は、横から見て肩の少し前にくるようにしてみましょう。

手先

バレエを踊る時、手先はパーの開いたの状態ではなく、親指をしまい中指を伸ばしたまま少し曲げましょう。力が入ってしまわないようにしましょうね。

グランプリエ

小さなドゥミプリエを通過して、ゆっくりと一番下まで下げるのがグランプリエです。両膝を可能な限り横に回しながら曲げていきましょう。下から上がってくるときは、上体を引き上げながら膝に負担がかからないようにしましょう。

ドゥミプリエ

入門から初級へと、少しずつバレエができるようになってきたら、きれいなバレエを見せるようにしましょう。ドゥミプリエというのは、動きと動きをつなげて美しく見せてくれるものです。これを練習しましょう。

プリエ2

バレエを習い始めて少しずつ動き(パ)の名前がわかるようになってきたら、一度プリエを見直してみましょう。両膝を横に開きながら曲げるとき、お尻が後ろに引け腰が前に傾いていませんか。アンドゥオールができなくなります。鏡に対して横向きに立ちプリエをチェックしてみましょう。

アンドゥオール

アンドゥオールは、脚の付け根から脚を外側へ回していき外側の筋肉は後側へ回して使います。これは難しいですが、バレエをやるうえで最も大切な動きだと思います。この時に足首から先だけを外側へ回していると、膝などを痛める原因になりますから、お尻と太ももからアンドゥオールをする習慣を身につけましょう。

後ろのバットマン・タンデュ

後ろのバットマンタンデュは難しいです。足の小指から出し、常に足の指が外へ向いているようにして脚を張っていきましょう。小さな4番ポジションを通過しながら行うとアンドゥオールにしやすいです。おへそが下を向いてしまいお尻を上げてしまうとアンドゥオールができないので、軸脚の骨盤を引き上げながら足を出していきましょう。美しいタンデュができるようになると動きが洗練されますね!!

横のバットマン・タンデュ

横にバットマン・タンデュをした時、初心者さんによくあるのが、出した脚の踵が後ろを向き膝が前を向いていることです。1番や5番のポジションから小さな2番ポジションを通過して内ももを前に回しながら行ってみましょう。その時、動かす脚の骨盤が上がってしまわないように注意して下さいね。

前のバットマン・タンデュ

前のバットマン・タンデュは、前に脚を出すとき踵からスタートしますが、常に踵が内へ、指が外へ向きながら床をすっていきましょう。足の指が前を向いたまま前のタンジュを覚えてしまうと、他のパに続けていくときにうまく動かすことができなくなります。あと軸脚の腰が後ろに引けてしまわないように、「軸脚も引き上げながら」を忘れずに!!

筋肉・伸ばし

バレエの動きでは、筋肉は伸ばして使う時が多いです。特に脚です。脚を一歩バットマン・タンデュに出す時も、遠くへ遠くへ筋肉を張るように使ってみましょう。その時、脚の付け根は手前に引くようにするといいですね。

バットマン・タンデュ

バットマン・タンデュというのは、1番や5番のポジションに立ち、片足を床からすって前・横・後ろの各方向に脚を出す動きです。これを美しく見せる脚の出し方、注意しましょう。前に脚を出すときは踵から、横に出すときは足の中指から、後ろに出すときは足の小指からと意識してみましょう。

プリエ1

バレエのほとんどの動きには、プリエという膝の屈伸のようなものがあります。プリエは脚の動きですが、上半身もとても大事です。膝を曲げていても上半身は上へ引き上げていきます。膝を曲げていきながら足の裏と肩は下へ押し、腰から上は上へ引き上げましょう。バレエはプリエで始まりプリエで終わります。